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名古屋市民の一人ひとりに“クルマの使い方”をはじめ、日常の移動について振り返っていただくサイト〜モビリティ・マネジメント〜

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プロジェクトを実践してみよう 学校編〜教育関係者のみなさまへ「交通すごろく」をやってみよう!

交通すごろくの遊び方

「交通すごろく」ゲームの概要

「交通すごろく」は、ゲームを通して乗り物を使っての移動を擬似体験し、
クルマの利用と渋滞の関係、また公共交通を利用した移動について
考えてもらう内容です。対象は小学校高学年が望ましく、
参加人数は1ゲーム6人と設定しています。

ゲーム盤駅を図示した地図や航空写真
ゲームのツールすごろくのコマ×6人分用意
クルマと公共交通のカード各1枚
CO2量を計ることができるもの30個
※ペットポトルのキャップ等

ゲーム『交通すごろく』の説明

スタート地点の○○駅を出発して、クルマもしくは公共交通を使って、
ゴール地点の○○駅を目指します。全員がゴールしたら終わりです。
ゲームを始める前にCO2(にさんかたんそ)のコインを30枚配ります。
CO2のコインはゲームの中で乗り物に乗って移動するときに使います。
ゴール地点に到着した順位とCO2のコインが多く残った順位を
足し合わせて最終の順位を決めます。

図:交通すごろく順位の決め方

ゲームの進め方

  1. 「交通すごろくど〜っち!」のかけ声の「ち」にあわせて、
    全員がクルマもしくは公共交通のどちらかの乗り物カードを出します。
  2. 公共交通を出した人はCO2(にさんかたんそ)のコインを1枚、
    クルマを出した人は3枚払ってから進みます。
  3. 公共交通は必ず3マス進むことができますが、
    クルマは使う人の人数によって進めるマスのかずが変わります。
  4. これをグループ全員がゴール地点に到着するまで繰り返します。

ルール

  • 出すカードは相談しないこと。
  • カードは同時に出すこと。

進めるマスの数早見表

進めるマスの数早見表

事例(だがねランドで施行)

平成22年8月に名古屋都市センターにおいて行われた、市内の子供を対象に
したまちづくりイベント「だがねランド」の企画の1つとして「交通すごろく」を
試行しました(イベント期間内に不定期に6日間、計22回開催)。

実施場所名古屋都市センター11階
ゲーム盤11階の航空写真を使用(ゆとりーとライン、地下鉄、
あおなみ線の33駅とその駅を通るルートを図示)
ゲームのツールすごろくの
コマ:参加者
6人色の違う帽子をかぶってもらう
クルマと公共
交通のカード
両手にそれぞれ持ってもらう
CO2ペットポトルのキャップ各30個(CO2量)を
透明なカバンに入れて、首からぶら下げてもらう
備考ゲーム参加は1人1日1回のみとした。

ゲームのツール

Close

写真:帽子(6色)
帽子(6色)

Close

写真:CO2量
CO2

Close

写真:クルマと公共交通のカード
クルマと公共交通のカード

Close

写真:ゲーム盤(イメージ)
ゲーム盤(イメージ)

Close

写真:CO2回収箱
CO2回収箱

※スタート地点はゆとりーとラインの『小幡緑地駅』とし、地下鉄、あおなみ線を
乗り継いで『金城ふ頭駅』をゴール地点と設定しました。

ゲームの実施状況

写真:交通すごろくど〜っち!

写真:自分で排出したCO2量を数えてみよう!

ゲームの実施結果

  • 総合1位の参加者の中で到着順位が1位の確率は72.4%、
    環境に優しい移動順位が1位の確率は65.5%、到着順位と
    環境に優しい移動順位が共に1位の確率は44.8%となりました。
    到着順位1位の確率が高い理由としては、グループにおいて同時に
    1位となる子供が幾人もいる場合が多く、ゲーム全体を通じて
    到着1位となる確率が高いことが挙げられます。

考察

  • ゲーム盤に航空写真を用いることにより、リアリティがあり
    駅の距離感や施設等を確認することができました。
  • 今回は、ゲーム盤としてゆとりーとライン、地下鉄、あおなみ線の
    33駅を結ぶルートを設定しましたが、今後は各実践場所に応じて
    身近な駅を結ぶオリジナルのルート設定もゲーム盤として
    考えられます。
  • CO量として、ペットボトルのキャップを参加者に持たせて、
    排出しながら移動する方法を採用しました。
    「自分で胸にぶら下げているカバンからCO2を排出する(=減っていく)、
    そして最後に排出した量を自分で数える」を行うことで、
    移動手段による環境負荷の違いを実感する、
    よいきっかけになったと考えられます。
  • 今後の実践にあたっては、駅数を踏まえた上で
    1回に進めるマス数等を再度検討する必要があります。
  • 今回、ゲーム時は簡易なゲーム結果表(参考資料①)を用いて集計を行い、
    なるべく手間を省いたことでスムーズに進行することができました。
    今後の実践時においても今回と同様な形とし、進行の妨げとならないよう
    配慮すべきと考えます。
参考資料
参考資料① 「交通すごろく結果シート」(PDFファイルダウンロード サイズ:233KB)
参考資料② だがねランドで行った「交通すごろく」ゲーム盤の紙面版
(PDFファイルダウンロード サイズ:688KB)
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電話番号:052-972-2724 ファックス番号:052-972-4170 電子メールアドレス a2724@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp

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