企業(610社)・従業員(1,484人)に通勤交通の転換に関するアンケート調査を実施(平成16年度)
(1)企業調査結果
1)通勤にクルマを利用するか公共交通を利用するかの主な要因は?
- 事業所の「現在のマイカー通勤に対する方針」「マイカー通勤者用駐車場の
保有形態」が主な要因となっています。
2)マイカー通勤を削減するために有効な対策は?
- 行政や交通事業者が実施する対策としては、「鉄道・バスの増便」、「運行時間の
延長」、「路線の拡充」が多く挙げられ、それらの対策は半数以上の
事業所が回答しました。
- 事業所・企業が実施する対策としては、「公共交通利用の奨励」が多く
挙げられました。
(2)従業員調査結果
1)通勤交通実態は?
- 公共交通で通勤しない理由は、クルマのほうが「早い」「自由に行動できる」
「身体的に楽」や「深夜通勤・残業がある」、「自宅から最寄駅、バス停までが遠い」
等が主な理由として挙げられました。
- 環境に対しては8割の人が関心を示し、『エコ通勤』についても、「生活や仕事に
支障のない範囲で取り組みたい」と答えた人が6割を占めました。
一方、否定的な意見は1割程度ありました。
2)『エコ通勤』の取り組み状況は?
- 1週間の取り組みでクルマから他の手段へ「変更した」人は35%であり、
そのうち半数の人が『エコ通勤』を継続したいと回答しました。
地下鉄桜通線の徳重駅周辺において事業所アンケート調査実施(平成22年度)
緑区の東部地域では、平成23年3月27日の地下鉄桜通線野並−徳重間(約4.2km)の開通により、周辺のバス網も再編され、公共交通をとりまく環境は大きく変化しました。
そこで、名古屋市ではモビリティ・マネジメントの一環として、地域で活動されている事業者や従業員の皆さまに対して交通環境の変化をお伝えするとともに、事業所にとってよりよい交通のあり方は何かを把握するため、アンケート調査を実施しました。
地下鉄桜通線の徳重駅周辺において事業所アンケート調査実施(平成23年度)
徳重駅周辺地域に立地する事業所の従業員の皆さまにに対して、平成22年度調査に引続きアンケート調査を実施すると共に、公共交通に関する動機付けツール(交通かわら版、市バス・地下鉄路線図など)、HPのリーフレットを送付しました。