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名古屋と路面公共交通〜「なごや交通まちづくりプラン」策定記念対談〜
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記念対談を開催しました
自動車が中心の「道路」を、人が主役の安心・安全で賑わいや憩いのある「みち」へと変え、「まち」を変えていく「みちまちづくり」を進めるために、新たな路面公共交通の導入検討を盛り込んだ「なごや交通まちづくりプラン」を策定しました。それを記念して、名古屋と路面公共交通をテーマとしたスペシャル対談を開催しました。
・ 対談B 「新たな路面公共交通ができると、名古屋はどう変わる?」
・ アンケート調査
※「みちまちづくり」の詳細についてはこちらをご覧ください。
※「なごや交通まちづくりプラン」の詳細についてはこちらをご覧ください。
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対談者
服部 重敬(はっとり しげのり)氏 × 小倉 沙耶(こくら さや)氏
一般財団法人地域公共交通総合研究所研究員。1980年代に米国における路面電車の復活を見て以来、まちづくりにおける軌道系交通のあり方に関心をもち、世界の都市交通を調査・研究している。主な著書は「LRT−次世代型路面電車とまちづくり」(共著)、「名古屋市電」など。
× 鉄道アーティスト。幼少より、母の実家である長崎に帰省するため親子で寝台特急「さくら」に何度も乗車、鉄道の持つ旅情に惚れこみ、鉄道ファンとなる。USTREAM番組「UST鉄道情報局」でのナビゲーターや明知鉄道観光大使として活動している。
服部重敬氏 小倉沙耶氏
開催日時
日時 : 平成27年2月8日(日) 13:30〜16:00【開場 13:00】
場所 : 名古屋都市センター 11階ホール
開催状況
楽しい公共交通の例として、祝賀などの際に造花や電球、旗などで車体を飾る「花電車」について小倉氏よりご紹介いただきました。そして公共交通はただ移動するための手段として存在するだけでなく、「まちのワクワクを伝える」乗り物であり、「まちのランドマーク」にもなることをお話しいただきました。また、かつて名古屋で路面電車が運行していた際にも花電車が走っていたことや、名古屋の路面電車が廃止されたのは、自動車社会の到来や地下鉄等の開業による利用者減少なが原因であることを説明いただきました。
対談@ 「公共交通っておもしろい?」動画
自動車中心の社会が形成されたことにより、全国的にも世界的にも廃止が進んだ路面公共交通ですが、近年になってLRTやBRTをはじめとした新たな路面公共交通を導入する都市が増えていることについて、服部氏より海外事例を交えながらご紹介いただきました。都市を賑やかにする鍵は「歩いて楽しめるまちづくり」であることをご説明いただきました。そして、まちの風景に溶け込んでいる公共交通の数々の写真を見ながら、まちと交通に関する理解を深めました。
対談A 「まちと公共交通が進化している?」動画
【対談B 「新たな路面公共交通ができると、名古屋はどう変わる?」】
「もし名古屋の都心にLRTやBRTなどの新たな路面公共交通が導入されることになったら期待することと、心配すること」について、予め来場者の方からいただいた意見をもとに、将来の名古屋について考えました。
期待すること
心配すること
・移動の選択肢の増加
・まちなかでの移動が便利になりそう
・段差がなく乗り降りが楽になりそう
・都心を走る車が減りそう
・まちの発展(にぎわい)につながりそう
・名古屋のシンボルになりそう
・人の流れの変革
・観光客の増加
・都心の空洞化の阻止
・既存公共交通との連携
・低運賃(タダでも、あるいは安価な一日
乗車券)での運行
・車の減少による交通事故の低減・運賃が高くなりそう
・都心のバスが廃止されそう
・道路が渋滞しそう
・事故が増えそう
・市民への負担(税金)が増えそう
・事業採算性が心配
・景観(架線)の悪化
・商業地域での荷さばき、駐車対策
・緊急車両の通行
・自転車利用が不便にならないか
・既存公共交通との連携
・既存の地下鉄との整合性
・導入そのものが目的にならないように
・合意形成
・公金(税金)の投入
対談B 「新たな路面公共交通ができると、名古屋はどう変わる?」動画
記念対談終了後に、アンケート調査を実施しました。
アンケート調査結果につきましてはこちらをご覧ください
この記念対談はみちまちウィークの一環として実施します。