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環境意識の高まりから、事業所の環境への取り組みへの注目も高まりを
見せつつあります。例えば、「職場交通プラン※1」に定めた取り組みを
ISO14001に位置づけたり、事業所が発行する環境報告書に記載することで、
環境に配慮した企業活動を行う事業所であることをアピールすることができます。
(例)100人が10kmの通勤をクルマから電車に変えた場合
(人間1人を1km運ぶ時のCO2排出量⇒クルマ:169g、電車:18gで計算)※2
(169-18)g×10km×2=3.02kg/人日 3.02kg×220日=664.4kg-CO2/人年
⇒100人が変えれば約66tの削減効果になる
※1:各事業所が実施する職場交通マネジメントの「方向性」や「事業所の交通の現状」、
「具体的な取り組み」等を記載した計画書のこと
※2:国交省2010年データ
交通事故の発生件数は、通勤時間帯が最も多くなっています。クルマ通勤からの
転換は、事故の確率を低くし、従業員の安全性を高めるメリットがあります。
クルマ通勤からの転換により、駐車場の有効活用や賃料の削減が可能となります。
例えば、1時間クルマで移動する代わりに、地下鉄やバスを使うと、
それだけでも消費カロリーが約2倍になり、健康維持・増進が期待されます。
また、1日の歩数平均は男性7,029歩、女性6,964歩※3であり、
1日の一般的な目安で10,000歩には満たない状況にあります。
例えば、現状よりも10分多く歩くことで
10分間歩行はプラス1,000歩となり、健康づくりにつながります。
※3:平成19〜23年「国民健康・栄養調査」による
クルマによる移動は、運転に集中しなければなりませんが、電車やバス等の
公共交通を利用して移動すると、その移動時間を読書や休息など自由に使うことが
でき、時間の有効活用につながります。